弁護士がつけているバッチは、どのいうものであるかご存知でしょうか。このバッチは弁護士記章とも呼ばれ、身分証でもあるため、業務の際には必ず付けることになっています。銀に金メッキを施した本体の周囲に、16枚の花弁を持つひまわりがデザインされ、真ん中に、公正を示す天秤があしらわれています。このためメディアでは、ひまわりが弁護士を象徴するものとして使われることもあります。また本人の希望により、金メッキでなく、純金製のバッチが交付されることもあります。裏には、登録番号が刻まれています。では、もしこのバッチを紛失した場合はどうなるのでしょう。その場合は、弁護士名簿と官報に、紛失した本人の氏名が記載されます。また再交付された場合は、最高裁判所と検事総長に、やはり本人の氏名と、紛失した分の登録番号を届け出る必要があります。